社会保険労務士用のRPAについて
三代目社会保険労務士の石田厳志です。
東京オリンピックが終わりましたね。アスリートには、たくさんの感動をもらいました。個人的には、野球で悲願の金メダルをとれたのが嬉しかったです。
現在、栃木県の株式会社TMC経営支援センターさんが開発したRPA (Robotic Process Automation)を導入しています。
ロボットが22:00になると起動し、電子申請で手続きが完了した公文書を自動的にダウンロードしてくれます。
ダウンロードした公文書は、日にちごと、会社ごと、手続きごとにフォルダ分けをしてくれます。
そして、社会保険関係の決定通知書は、PDFに変換までしてくれています。
さらに凄いのは、手続きが完了した決定通知書を顧客に自動でメール配送までしてくれることです。
そのため、翌朝、どのような手続きが完了したかをチェックすればよく、とても省力化になりました。
令和3年8月からは、算定基礎届決定通知書と社労夢の等級が合っているかをチェックしてくれるRPAも追加しました。
当社は、社労夢のVer5を導入しているのですが、Ver5にも対応してくれています。
このRPAは、算定基礎届の決定通知書と社労夢で登録している令和3年9月の等級が合っているかをチェックし、結果をエクセルで出力してくれます。
合っていない場合は、エクセルのファイルに黄色で塗りつぶしをして知らせてくれます。
そのため、今までは二人一組で読み合わせ作業をしていたのをしなくて済むようになりました。
黄色の箇所だけを確認すればよくなり、省力化できています。
そして、RPAは確認のミスが無いという大きなメリットがあります。
上記で述べたようにRPAによって、定型的な作業を省力化することができました。これからRPAによってどのような作業が省力化できるのか楽しみです