山口県社会保険労務士会会員向けセミナー「ChatGPTだけじゃない!社労士業務を変える生成AI実践術」の講師を務めさせていただきました

令和8年1月18日、山口県社会保険労務士会が主催されたセミナーにおいて、「ChatGPTだけじゃない!社労士業務を変える生成AI実践術」をテーマに、講師を務めさせていただきました。多くの先生方にご参加いただき、終始熱気に満ちた有意義な時間となりましたことを、心より感謝申し上げます。
セミナーの背景と想い
昨今、ChatGPTをはじめとする生成AIツールが急速に普及し、さまざまな業界で業務効率化や新たな価値創造のツールとして注目を集めています。しかし、社会保険労務士業務において、具体的にどのように活用すればよいのか、どのツールが最適なのか、迷われている先生方も多いのではないでしょうか。
山口県社会保険労務士会からご依頼をいただいた今回のセミナーでは、「ChatGPTだけじゃない!」というタイトルの通り、ChatGPT以外にも優れた生成AIツールが数多く存在することをお伝えし、それぞれのツールの特性を理解した上で、社労士業務にどう活かせるのかを実践的に解説させていただきました。
セミナーの主な内容
まず、GensparkやGeminiを活用したプレゼンテーションスライドの作成方法についてご紹介しました。顧問先への提案書作成や、セミナー資料の準備は社労士にとって重要な業務ですが、時間がかかる作業でもあります。これらのツールを活用することで、効率的かつ視覚的に訴求力のある資料を短時間で作成できる手法をお伝えしました。
次に、NotebookLMを利用した効果的なプロンプト作成方法と、継続的な学習法について解説いたしました。生成AIを使いこなすには、適切な「問いかけ方」が非常に重要です。NotebookLMは、知識の整理や学習支援に優れたツールであり、複雑な法改正内容の理解を深める際に活用できます。参加された先生方からは、「こんな使い方があるとは知らなかった」というお声もいただきました。
さらに、Claudeを活用した就業規則の診断サービスについても具体的にご紹介しました。就業規則は企業の労務管理の根幹をなす重要な文書ですが、法改正への対応漏れや記載の不備が見落とされがちです。Claudeの高度な文章理解能力と論理的思考力を活用することで、既存の就業規則を多角的に診断し、改善点を抽出することが可能になります。この手法は、顧問先への付加価値提供として、大きな可能性を秘めていると考えています。
参加者の皆様との交流から学んだこと
セミナー中には、参加された先生方から多くのご質問をいただきました。実務に即した具体的な質問や、それぞれの事務所での課題に関する相談など、非常に実践的な内容が多く、私自身も大変勉強になりました。
社労士という専門職は、常に変化する法制度に対応しながら、クライアントの多様なニーズに応えていく必要があります。生成AIは、私たちの専門性を損なうものではなく、むしろ専門性をより高め、クライアントへの価値提供を拡大するための強力なパートナーになると確信しています。
今後に向けて
今回、山口県社会保険労務士会からこのような貴重な機会をいただき、生成AIの可能性と、それを社労士業務に実装していく具体的な方法をお伝えできたことを嬉しく思います。同時に、参加された先生方との対話を通じて、まだまだ探求すべき領域が広がっていることも実感いたしました。
私自身、これからも生成AIの最新動向を追いながら、社労士業務における実践的な活用法を研究し、皆様と共有してまいります。
改めまして、貴重な機会を与えてくださった山口県社会保険労務士会の皆様、ご参加いただいた会員の先生方、そして開催にご協力いただいた関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
投稿者プロフィール

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木戸社会保険労務士事務所の三代目の石田厳志と申します。当事務所は、私の祖父の初代所長木戸琢磨が昭和44年に開業し、長年に渡って企業の発展と、そしてそこで働く従業員の方々の福祉の向上を目指し、多くの皆様に支えられて社会保険労務士業を行ってまいりました。
当事務所は『労働保険・社会保険の手続』『給与計算』『就業規則の作成・労働トラブルの相談』『役所の調査への対応』『障害年金の請求』等を主たる業務としており、経営者の困り事を解決するために、日々尽力しています。経営者の方々の身近で頼れる相談相手をモットーに、きめ細かくお客様目線で真摯に対応させていただきます。
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