過労死等防止対策推進シンポジウム
三代目社会保険労務士の石田厳志です。
2019年11月27日(水)に周南市で開催された過労死等防止対策シンポジウムに参加してきました。毎年11月は、「過労死等防止啓発月間」だそうです。
今回の内容は、講演が電通元社員の高橋まつりさんの母親高橋美幸さん。そして、基調講演が川人博弁護士でした。
高橋美幸さんの話は、まつりさんが死にいたるまでの過程の話をされ、親としての苦しみ、つらさが伝わってくる講演でした。
川人弁護士は、過労死の歴史、最新の過労死の事例、過労死を減らすための方法という内容でした。
その中で私が印象に残ったのは、熱中症についてでした。
近年、熱中症対策が強調されていますが、事例として報道されているのは、高齢者や子供のケースです。実際には、真夏に屋外で働く多くの労働者が熱中症で倒れているそうです。近年の気温を考えると確かにそうだろうなと思いました。
今回、お二人の講演を聞いて、ワークライフバランスの重要さを改めて認識しました。